タイガー復帰もパッとせず、設計家の道へ?
 

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週刊ゴルフダイジェスト 2014/12/23,30号
2014/12/23更新

タイガー復帰もパッとせず
設計家の道へ?

 13年5勝を挙げ世界ランク1位に復帰したタイガーだが、14年はケガの影響でプロ人生最悪のシーズンを過ごすことに。果たしてタイガーが歩む道とは?

 出場7試合で予選を通ったのは3試合だけ。最高位はキャデラック選手権での25位タイと散々だった14年。腰の手術とリハビリを経てクラブを振れるようになったのは10月。新コーチ、クリス・コモを雇い心機一転、復活を目指すが先行きは不透明だ。

 そんななか自身が米国内ではじめて設計を手掛けたコース、ブルージャックナショナルのプロモーションビデオに本人が登場し話題を呼んだ。

 テキサス州ヒューストン郊外に展開するブルージャックナショナルは、周囲を雄大な自然に囲まれた一大リゾートの一部として来年10月に開場予定。完成すれば550戸の居住スペースがゴルフ場を取り囲む一大コミュニティが誕生することになる。

 タイガーがはじめて同地を訪れたのは4年前。「テキサスにはフラットな土地しかないと思っていたけれど、起伏あり林あり(コース設計に)理想的なのに驚かされた。ヒューストンのような大都市近郊にこれほど豊かな自然が眠っていたとは…」と豊かなイマジネーションで構想を練ったという。

 設計コンセプトは「すべてのゴルファーが挑戦意欲をかきたてられる想像性豊かなコース」だが「それ以上に"FUN(楽しい)"を優先させたい。プレーしていて楽しいコースを目指す」(タイガー)。

 同じく彼が設計を手掛けた、メキシコのエル・カードナルのオープンも12月16日に迫っている。本業の競技で復活を目指しつつ、タイガーは副業のコース設計にも着々と手を広げている。いずれ日本にもタイガー設計のコースが誕生するかもしれないが、その前に08年以来遠ざかっているメジャー優勝(通算15勝目)は見られるのだろうか……?

 
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