週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 1/7-14

2014/1/7更新

News2
アヤコさんの弟子　森田理香子が賞金女王

　横峯さくらとの一騎打ちとなった賞金女王争いを見事制した森田理香子は、１月８日に24歳の誕生日を迎える年女。午年ヒロインの更なる飛躍はあるのか？　行く年の運勢を人気占い師ぬこ氏に西洋占星術で鑑定してもらった。

「高い目標にも、手が届く可能性を得られる年です」。高い目標とは当然、賞金女王だろう。

「自分を信じて突き進むことでチャンスを得ることができるでしょう。普段から笑顔を心がけるようにしてください。そうすることでさらに幸運が舞い込むようになります」

　13年はシーズン後半戦に入り、女王のプレッシャーから、いっときはその表情から笑顔が消えた森田。「カラ元気でいいから明るく」という師匠・岡本綾子の助言で前向きな気持ちを取り戻した。14年は「笑う門には福来たる」作戦がよさそうだ。

　賞金２位のさくらについても聞くと、「努力が求められる年。ただし、この努力は無駄にはなりません」

　ステップアップのために必要なことは「できるだけ成功したビジョンを思い浮かべること。『こうしなくてはいけない』と考えるのではなく、いかに楽しみながらやっていくかを考えるといいでしょう」

　メンタルトレーナーの森川陽太郎氏から「ＯＫライン（自分自身に対してＯＫをあげられるライン）」を学んださくら。「できるだけ成功したビジョンを思い浮かべる」とは、まさにＯＫラインの思考といえる。

　運勢的には森田88点に対し、さくら82点と森田が優勢。とはいえ、14年も２人の一騎打ちと見るのは早計で、占星ならぬ〝新星〟の台頭にも目を配る必要がある。

　初Ｖを含む２勝を挙げてブレイクした比嘉真美子（20）、堀奈津佳（21）はさらなる飛躍を目指す。また、13年のプロテストに合格した藤田光里（19）はファイナルＱＴをトップ通過しツアー出場権を獲得。さらに新人戦でも優勝を遂げるなど、ルーキーのなかでも一歩抜きん出た存在だ。

　初めて平成生まれの賞金女王が誕生した13年。続々と若手が現れ、〝昭和ＶＳ平成〟の構図はさらに激化しそうだ。