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週刊ゴルフダイジェスト 1/7-14
2014/1/7更新

News3
男子初 井戸木鴻樹が米メジャー制覇

 13年のシニア界の一番の話題といえば、やはり全米プロシニアで日本の男子選手としては初のメジャー制覇を成し遂げた井戸木鴻樹だろう。それにより井戸木のツアー生活は一変。以降は太平洋を股にかけ、日米両ツアーを転戦して過ごした。さて、14年は?

 井戸木は5月の全米プロシニア優勝で米シニアツアーの出場権を得て、その後は海外で13試合(全米プロも含む)、日本で9試合というハードなシーズンを送った。その結果、賞金ランキングは国内シニア10位。一方、米シニアは30位のシード権にわずかに及ばぬ32位となった。

 来季だが、米シニアでは優勝から1年間の出場権は認められている。また、賞金ランクの資格も「ランキング上位30人」という規定であり、どの試合でも上位者2~3人の欠場は必ずあるため、全試合に出場可能とみられる。今季の井戸木には「慣れない環境に力を出し切れなかった」という悔しい思いがあるだけに、来季については「前半は米ツアーに専念します」ときっぱり。

 具体的には、「1月の開幕戦(1月17~19日の三菱電機選手権)から出て、5月の全米プロシニアまでは米ツアーのつもりです。3月までの渡米のチケットはもう押さえてあります。後半戦は日本ツアーですね。でも、やってみないと、どうなるかはわかりませんけど(笑)」とのこと。

 もちろん、有資格の全米シニアオープンや全英シニアオープンなどは、2つ目のメジャータイトルを狙って「ここぞ! と気合を入れて出ます」と語る。

 13年の全米プロでは初日に4連続バーディを奪い、アメリカのメディアやファンを大いに驚かせた。"日本男児ここにあり"を14年もたのんまっせ!

 
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