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News7
アベノミクスで会員権が高騰

12年末、安倍首相が再選されてからいわゆる「アベノミクス効果」で、日本経済の状況が好転し始めた。そうした中、バブルの崩壊以降下落する一方だったゴルフ会員権市場にも動きがあった。ゴルフ会員権を扱っている業者に聞いた。

「関東圏のゴルフ場会員権の平均価格を見ると、12年末に１３４万８０００円だったものが３月には１６０万円、そしてピークの５月には１８０万円まで上がりました。会員権は金融商品ではありませんが、日経平均株価に左右されることが多い。現在は株価が下がってきたので５月よりは下がりましたが、それでも12年末より約30万円高い１６４万円台をキープ。これを見る限り、アベノミクス効果は確かにあったといえますね」

　一方、プレーフィはさらなる価格破壊が進んでいる。25那須Ｇガーデン（栃木県）は９ホールながら１ホール２ウェイ方式を採用。３月31日までは平日12時以降のスタートで２０００円で回り放題となる。栃の木ＣＣ（栃木県）は指定日の完全セルフデーに限り２７００円。風呂・ロッカーは使用できないが、料金は格安。さらに高萩ＣＣ（茨城県）は平日３０００円で昼食が付く。こちらも風呂は使えないものの、実質２０００円台でプレーができる（２月12日以降は休業）。

　現在、この３コースが関東圏では安値３強といえそうだが、はたして今後これより安い料金のゴルフ場が出てくるかどうか。

　
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