日本と同様、アメリカでも若者層へのゴルフの普及が大きな課題になっている。その一助を目的に開発されたのが、〝モーター付きスケートボード〟状の「ゴルフボード」。アメリカでも販売(リース)の緒に就いたばかりのこの乗り物。果たして、日本のゴルフ場に導入される可能性は?
このゴルフボードはカリフォルニアの企業家が、ゴルフの現状が若者への〝アピール力〟に欠けることに危機感を覚え、〝ボーダー世代〟が楽しくゴルフをプレーできるようにと開発されたもの。
幅38センチのボディに9センチ弱のワイドタイヤを装着。時速19.3キロのスピードで、1回の充電で36ホールを走行することが可能。
また、別途ハンドルバーをセットすると、体重移動ではなく、手で操作できる(バッグもバーに結び付けられる)ため、年齢層の高いゴルファーからも予想以上の反響があるそうだ。
価格は1台3500ドル(アメリカではリースも営業)。すでに2000台を受注しているという。
乗用カートに代わる移動手段としては、日本ではセグウェイが注目されており、導入したアジア下館CC、アジア取手CC(ともに茨城)では、〝セグウェイ人気〟で土日は予約でいっぱいという。
「一度プレーされた方が、その楽しさを友達にも知ってもらおうと連れて来られるため、リピーターが多いんです」(アジア取手CC)
では、このゴルフボードに関心は?
「アメリカで普及し、お客様からの要望があれば、積極的に考えます。私たちはゴルフだけではなく、お客様が喜ばれる〝大人の遊び〟を提供したいので」(同)
国内導入を願う若者は多いのでは?
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