週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2/11
2014/2/4更新

ビッグバーサの
ビッグな飛びが米欧ツアーを席巻

 キャロウェイの新ドライバー『ビッグバーサアルファ』が発売前から大きな話題になっている。



僕たち、これで飛距離を伸ばしました!

 1月第3週に開催された米欧両ツアーでキャロウェイの契約プロが大活躍。米ツアーのヒュマナチャレンジではパトリック・リードが23歳にして早くも2勝目をゲット。欧州ツアーのアブダビHSBCではスペインのパブロ・ララサバルが強豪を押しのけに逆転勝利。2人を優勝に導いたのがビッグバーサアルファである。

 さらにアブダビで2位タイに食い込んだミケルソンのバッグにも新ドライバーが忍ばせてあった。13年はドライバーを抜いたセッティングで全英オープンに勝ったが「飛んで曲がらない」ビッグバーサアルファは、天才レフティの"ドライバーアレルギー"を払拭するだけの魅力があったということだろう。

 「去年まで44.5インチのドライバーを使っていた」というリードは、ビッグバーサアルファに替えたとき「43インチにした」のだとか。だが、驚くことに1.5インチ短くしたのに「飛距離は伸びている」と打ち明ける。

 ララサバルもミケルソン&マクロイを下して勝利を掴んだ途端「世界のトップ5に競り勝ったんだからキャロウェイに感謝!」と喜びをあらわに。「ビッグバーサアルファのお陰で飛距離が20ヤード以上伸びた」と声を弾ませた。

 石川遼もヒュマナチャレンジからビッグバーサアルファを使い始めると、初日の平均飛距離は303.2ヤードを記録。さらに、3日目はティショットでフェアウェイを外したのは1度だけと方向性も安定し、昨年予選落ちした大会を25位タイで終えた。「サイドスピンがかからないから、振り切れる安心感がある」と本人も手応えを感じ、ニューモデルの実力を身をもって示している。

 そういえば、昨秋来日した元祖ビッグ3のひとりゲーリー・プレーヤーが「もうすぐ発売されるキャロウェイの新ドライバーは想像を絶する素晴らしさ。天国に持っていきたい!」と力説していたが、それがビッグバーサアルファだったというわけ。プロが実感した〝飛んで曲がらない〟新ドライバーの恩恵、われらアマチュアも今から待ち遠しい?

 
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