全国各地で猛威をふるっているノロウィルス。ついにゴルフ場でも被害が出た。
1月中旬、愛媛県の今治CCのレストランでサラダを食べた39~70歳の男性11人が症状を訴え、うち4人からノロウィルスが検出されたのだ。「ノロウィルスはほとんどの場合、口から体内に入って感染(経口感染)します。しかも感染力が非常に強く、しっかり
した対策が求められます」(東京都福祉保健局・渡瀬博俊氏)
対策の基本は食事の前やトイレの後の正しい手洗い。「腕時計や指輪などを外して、石鹸をよく泡立てて手首から指の先、爪の中まで入念にこすり洗いし、流水でよく流すことが肝心です」(同氏)
ゴルフ場は大勢が集まる場所だけに、人が触りそうな場所にも注意。たとえばゴルフカートなどでは、汚れた手で触った後に素手で口にモノを含んだりするのは菌が付着する可能性が高まる。ノロ対策用の除菌スプレーなどを携帯するのも対策のひとつ。
また、ノロウィルスは熱に弱いので、レストランでは生ものを避け、加熱処理したメニューを選ぶようにしたい。
いずれにしても「うがい、手洗い、マスク」が予防の3本柱。流行が拡大しているインフルエンザの対策にもなる。
【関連記事】
2013/12/17 冬ゴルフの味方!インフルエンザを予防する乳酸菌
2013/11/5 肌寒さの季節到来。着るだけでぽかぽか。今年の高機能インナーは+プラス2℃
2013/8/6 熱中症の予防にはインターバル速歩と一杯の牛乳!
|