ゴルフシューズが多彩な進化を遂げている。共通するのはフィット感の追求だが、各メーカーの特徴は?
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上 ジェネム004ボア
中 アディゼロワンボア
下 XPS-1Boa
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まずは軽量化競争に火をつけたアディダスの「アディゼロ」(片足300グラム)。さらに軽くなり、靴ひもタイプの「アディゼ
ロワンwd」(4月中旬発売予定)は270グラム。ダイヤル式で締める「Boa」を搭載した「アディゼロワンボア」(2月14日発売予定)も290グラムと軽い。米女子ツアー開幕戦で宮里藍が同モデルのプロトタイプを履いていたことも注目を集めた。
「軽い上に、ボアシステムによってフィット感が増しています。軽いと安定感に不安があると思われがちですが、ソール中央にもスパイクを配したことで安定感も増しています」(同社広報)
ボア搭載の先駆け、フットジョイの新製品『XPS?1 Boa』(3月下旬発売予定)の特徴は〝接地性〟。靴底にワイドに張り出した軽量のTPUアウトソールが接地性を高めているという。
一方、国内メーカーの雄、ミズノも初めてボアを採用した『ジェネム004ボア』を2月14日から発売する。
「ジェネムはもともとフィッティングを追求したモデルで足幅のバリエーションが豊富。これにボアを搭載したことでさらに足とシューズの一体感が高まり、よりフィットしたシューズを選べるようになります」(同社広報)。同モデルのバリエーションは240通りにも上る。
さらにアメリカでは、なんと〝5本指〟ゴルフシューズが登場した。トレイルランなどで人気の「ビブラムファイブフィンガーズ」が発表した、裸足に近い感覚のシューズだという。5本指なら地面をグリップする力も優れていそう? 日本での発売は未定だそうだが、一度試してみたいかも──。
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