先日開催されたゴルフフェアで目立ったのが、クラブメーカー各社のゴルフシューズのフィッティングに列をなす来場者の多さ。いったいなぜ?
ミズノやダンロップスポーツ、フットジョイ、アディダス、ナイキなどが軒並み試し履きやフィッティングのコーナーを特設。3日間で1000人近い客が参加したブースもあるという。ゴルフフェアの主役といえば、これまではクラブだったはずだが……。「クラブと同じように、ゴルフシューズもフィッティングへの関心が高まってきたことが大きいですね」とは、フットジョイの広報担当の弁。クラブのフィッティングのよさがゴルファーに広く知れ渡り、そのニーズがゴルフシューズにも及んだことが大きいようだ。
昨年のゴルフフェアからシューズのフィッティングイベントを始めたミズノは、「ゴルフシューズが多くの機能を持っていることがお客様に広く認知され、その高機能を余すところなく生かすために、自分の足に合ったシューズが求められているのだと思います」(ミズノ広報担当)。
ダンロップスポーツは昨年からスポーツシューズの老舗アシックスと提携し、今年の新製品をリリースした。同社のブースにはアシックスのシューフィッターが三次元の足型計測器を持ち込み、ゴルファーの足を計測・診断していた。「細かな計測数値を基に答えを出すクラブフィッティングのように、シューズでもきめ細かいフィッティング結果を提供しています」(同社広報担当)
ゴルフシューズもフィッティングして買うのが当たり前になる日も近そうだ。
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