今週、国内女子ツアーが開幕。昨年はネット中継の本格化に加え、会場でファッションショーを企画したサマンサタバサなど、新趣向の観戦手段やギャラリーサービスが登場した。その傾向は今年も続くのか?
春先のトーナメントで最もユニークなのは、ヤマハレディースの「エキサイティング18番」(決勝ラウンドの2日間実施)。18番グリーンを囲むように、女子ツアーでは最大級のギャラリースタンド(約750人収容)を設置。長時間の観戦が楽しめるよう、女子ツアー最大級の9×3メートルの大型ビジョンに競技映像が流される。「当日のダイジェスト映像などを、選手がグリーンに上がってくるまでのあいだにお楽しみいただけます」(大会事務局の吉田信樹氏)
最終5組が回ってくる頃には、〝グリーンDJ〟と銘打ち、ゴルフ解説者のタケ小山氏による実況で観戦を盛り上げる。「パー5の18番は、スタンドからティショットや第2打の状況がわかりません。タケさんが見どころなどを解説することで終盤の試合展開をエキサイティングに観てもらえるはず。もちろん、プレーに支障のないよう配慮して実況しますよ」(同)
Tポイントレディスでは、昨年話題のネット中継を今年は3日間に拡大して実施。さらに会場では、佐賀県初の女子ツアー競技ということで地元を挙げての〝お・も・て・な・し〟が予定されている。PRGRレディスカップでは女性を入場無料とし、人気スウィーツ店5店が入ったテントを設置するなど女性へのおもてなしに力を入れる。
ゴルフファンの獲得には、こうした新趣向のサービスがいまや必須。観て楽しいトーナメントに今後も期待!
【関連記事】
2013/12/31 女子ツアーは試合増。人気の秘密は女子プロのお・も・て・な・し
2013/10/22 秋のトーナメント観戦にはお・も・て・な・しがいっぱい!トーナメントを観に行こう
2013/8/20 イベントやプレミア感…女子ツアー集客へあの手この手
|