昨年のマスターズチャンプ、アダム・スコット。端正なマスクで人気だが、魅力はそれだけではない。多方面で才能を発揮しているようで……。
スコットは年始にハワイでの2試合に出場した後、そのままハワイに残りオフに突入。趣味のサーフィンを満喫した。「腕前はゴルフでいうハンディ10くらいかな」とは、仲のいいプロサーファーの弁。
復帰戦となったホンダクラシックでは12位タイとまずまずの成績。不振に喘ぐタイガーを尻目に、トップの座に就く可能性もじゅうぶんにありそうだ。
そんな公私とも順風満帆なスコットが、新たな才能を日本で発揮した。ウェア契約を結ぶユニクロと新製品を共同開発したのだ。作ったのは、「ドライストレッチパンツ」(2990円。写真で着用)。「スコット選手の要望をもとに試作品を作り、はいていただいてフィードバックをもらうやり取りを4~5回繰り返しました」(ユニクロPR担当)
スコットが求めたのは〝動きを妨げないストレッチ性〟。「フィット感とシルエットが気に入っています。〝ゴルフ用〟に見えないので、どこにでもはいて行けるのもいい」とスコットも大満足。
契約から約1年で、「着ているポロシャツへの問い合わせが非常に多かった(同)」と、反響は大。どれだけ売れる?
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