週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 4/15
2014/4/7更新

春場所前にも楽しくラウンド
新横綱・鶴竜もゴルフ大好き!

 大相撲春場所で鶴竜が初優勝し、第71代横綱に昇進した。朝青龍、白鵬、日馬富士に続くモンゴル人4人目の横綱も、実はゴルフが大好きだという。



白鵬は宮里美香とラウンドする仲

 鶴竜は春場所前にも、後援者とゴルフに出掛けたという。「自然のなかを歩くのは気持ちいいじゃないですか。ゴルフ場はきれいだし」と心をリフレッシュ。その甲斐もあってか!? 悲願の初優勝と横綱の座を手中に収めた。

 気になる腕前は、関係者によると「100から120くらい」。現役3横綱でゴルフの実力ナンバーワンは白鵬。宮里美香とも親交が深く、昨年はベストスコア84をマークした。日馬富士もゴルフはするが、持病の両足首痛もあって、最近はクラブを握る機会は少ない様子。それでも、モンゴル人力士にとって、ゴルフがコミュニケーションを広げる手段になっている。

 現役力士の最強ゴルファーは、モンゴル出身ながら日本国籍を取得した39歳の幕内・旭天鵬だ。ベストスコアは72。場所が終わった直後は「週5で行く」ほどゴルフを愛する。

 あれだけ大きな体でどうしてゴルフがうまいのか? その秘密は、まず体の柔らかさにある。力士は毎日、股割りをする。両足を180度近く開いて座り、体を前に倒すとベッタリ腹と顔が地面につく。この股関節の柔らかさがあるから、大きな腹でも体が回り、クラブをスムーズに振ることができるようだ。

 もう1つの理由は、下半身の強さ。四股を踏んで鍛えた足腰は、スウィング中も崩れない。片足だけで踏ん張りながら、もう一方の足を高々と上げる四股は、バランス感覚も磨かれる。それがゴルフでは、傾斜地からの正確なショットにつながっているようだ。

 鶴竜は、あまり感情を表に出さず、心の揺れも少ない。そのあたりもゴルフ向きかも。プレー機会が増えれば、ゴルフで白鵬超えも夢じゃない!?

 
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