7月に初開催する国別対抗戦、インターナショナル・クラウン。気になる日本代表の顔ぶれは?
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06年W杯代表の藍と佐倉
07年の世界の世界ジュニアの美香と森田
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この試合は2年おきに開かれるマッチプレー競技で、7月24~27日に米メリーランド州のケイブスバレーGCで行われる。代表8カ国は韓国、アメリカ、日本、スウェーデン、オーストラリア、台湾、スペイン、イギリス。3月末時点の世界ランクにより、各国の代表4選手が決まった。
国別対抗戦という意味では、16年リオから正式競技となる五輪の前哨戦といえる。日本の同ランク上位4人は宮里美香、宮里藍、森田理香子、横峯さくら。2年後の〝本番〟さながらの精鋭が揃った。
28歳の〝藍とさくら〟が近年の女子ゴルフ人気を支えてきたことは言うまでもない。一方、24歳の〝美香と森田〟はジュニア時代からナショナルチームで切磋琢磨し、現在の女子で最も勢いのある2人。この4人の代表となれば、息もぴったり合うに違いない。
05年の女子W杯を北田瑠衣とのペアで制した経験を持つ藍は、「プロになると個人個人の戦いで、W杯以降はそういう機会に恵まれていないので、すごく楽しみ」と話す。自身、ライダーカップやソルハイムカップなど、国の名誉のために戦う試合をうらやましく感じていたという。「みんながそれぞれの力を発揮できれば、結果は出ると思います」。美香も同じく出場の意向だ。
一方、さくらは「ちょっと考えてみたいと思います」と保留し、国内ツアーを優先する森田は「出場しません」と表明。この4人から欠場者が出た場合、大山志保、比嘉真美子らが繰り上がることになるが……。森田の欠場表明を聞いた美香は、「ホントですか? ちょっと(本人に)聞いてみます」と話した。
米女子ツアーが主催する大会だからか、海外組と国内組で温度差があるようだ。だが、「誰が出るにしても、すごくいいメンバーになると思う」という藍の言葉を信じ、日本チームの健闘を祈りたい。
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