4月1日、消費税が8%へアップ。駆け込み需要で生活用品の品切れやガソリンスタンドに長蛇の列ができるなどの騒動が起きたが、ゴルフ業界はどうだった?
駆込み客が殺到し閉店時間を急きょ1時間以上延ばしたビッグカメラ有楽町店では、「31日はゴルフボールのダース買いをするお客様が多かったです。ゴルフウエアをまとめ買いされるお客様も目立ちました。3月はGPSゴルフナビなど高額なゴルフ用品の動きが顕著で、ゴルフ部門全体の売り上げは前年比130%だったので、確かに駆け込み需要はありました」(同社広報IR部、堤英憲氏)
一方、都内で最大の売り場面積を誇る有賀園ゴルフ・デックスお台場店は対照的。「増税前も後もあまり変わりませんでした。需要の反動もなく、1日以降も順調に売れていますよ」(時田直樹店長)。
24時間営業の大型練習場では、0時の境に変化はあったのだろうか。
「来客状況に大きな影響はありませんでした。ウチはプリペイドカードを事前に購入するシステムですが、まとめ買いしても意味がないことを説明すると、皆さん納得され、混乱はなかったです」(トーキョージャンボゴルフセンター)。「客の入りもいつもと同じ。球代は変わらず、打席料と照明料が少し上がりましたが、ICカード精算システムなので、お客様の対応でとくに変わることはなかったです」(ロッテ葛西ゴルフ)と、増税間際のバタバタは練習場ではなかった様子。
ただ、「増税は痛いですよ。とくに高速料金は、増税に加えて深夜早朝割引や休日割引が少なくなりますから」(練習場に来ていた客の声)
増税がゴルフ業界に影を落とすことにならぬよう願うばかり!?
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