週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 4/29
2014/4/22更新

米GD誌の表紙を彩る
セクシーガール♡に米ゴルフ界が騒然!?

 純白のブラトップとボディコンシャスなスリムパンツ。露出度の高い出で立ちで挑発的なポーズをとるモデルが米ゴルフダイジェスト誌(以下米GD。ちなみに、日本の週ゴルとは関係がない)の表紙を飾り、いまアメリカでちょっとした論争を巻き起こしている。

 表紙に起用されたのはNFL(北米プロアイスホッケーリーグ)の元スーパースター、ウェイン・グレツキーの娘でモデルのポリーナさん。米男子ツアーで活躍するダスティン・ジョンソンの婚約者でもあり、誌面ではエクササイズのページに登場している。

 一見、雑誌にありがちな表紙にも思えるが、これに噛みついたのが米女子ツアーのマイク・ワンコミッショナーだ。「女子ゴルフ界には有能な逸材が大勢いるというのに、ゴルフ雑誌の表紙を飾るのに値しないとでもいうのだろうか? 彼女たちを差し置いて挑発的なポーズをとるモデルを起用するのがゴルフの正しい姿勢なのか?」

 折しも同ツアーでは、メジャー初戦のクラフト・ナビスコ選手権の真っ最中。以前から「スター不在」と揶揄され、同誌の表紙に女子プロが単体で取り上げられたのは6年前(08年)のロレーナ・オチョア以来ひとりもいないという状況に、コミッショナーの堪忍袋の緒が切れたというわけだ。

 当の米GDは「我々の雑誌は25歳から45歳の男性がターゲット。内容的にもフィットネスがテーマの号だったので、鍛えられた肉体を持つ魅力的な女性を表紙に起用するのは決して不思議なことではない」と反論。つまり女子プロを表紙にするよりセクシーモデルのほうが〝雑誌が売れる〟ということだ。

「いくら頑張っても正当に評価されない。そのことにフラストレーションを感じます」(世界ランク3位のステイシー・ルイス)という女子プロの心情もわからなくはない。だが表紙にしたいと思わせる魅力的な存在になるしかこの不満を解消する術はない。

 皆さんはこの論争、どう思われますか?

 
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