週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 5/27号

2014/5/19更新

高機能インナーのお洒落は
＂白はベルトで遊んで＂＂黒はトラディショナル＂

　近年は、夏も長袖の高機能インナーを愛用する男性ゴルファーが増えている。ただ、長袖の上に半袖のポロシャツなどを重ね着することに抵抗を覚える人も少なくない。男性がカッコよく見せる着こなしはないのだろうか。

「参考になりました」by　プロゴルファー

　高機能といってもいろいろだが、これからの季節なら、紫外線をカットしたり冷感をキープしたり、あるいはスウィングをスムーズにしたりといった機能を指す。だが、それにしてもこれらは白や黒が多いのはなぜ？　服飾研究家でスタイリストの小林伸崇氏に聞いてみた。

「ほかのアイテムと組み合わせるときの汎用性が高いからでしょうね。白はほかの色と組み合わせやすく涼しい反面、紫外線をとおしやすい。一方、黒は紫外線には強いが熱を吸収しやすい特徴があります」

　お洒落に着こなすにはどうすれば？

　「基本は、色のトーンを合わせること。『なんだそんなこと』と思うかもしれませんが、意外と無頓着な方が多い」と小林氏。たとえば白インナーなら、重ねるポロシャツやニットは白やパステルカラー（水色、ベビーピンク、ライトグリーンなど）。黒ならモノトーン系を重ねるだけで、印象が変わるという。

「その上で、白インナーに合わせるパンツはやはり白。それにカラフルなベルトを合わせるとグッとお洒落になります。シューズやキャップも白にワンポイントくらいのシンプルなデザインがスマート。チノパンや派手なチェック柄のパンツは、せっかくの重ね着が野暮ったく見えるので避けましょう。

　黒インナーにはグレンチェックや千鳥格子といったトラディショナルな柄物がおすすめ。シューズもウィングチップの相性がいい。さらにハットを合わせるとクラシックなテイストになり、全体に統一感が生まれますよ」（小林氏）

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