2013年の1年間の観光客数が過去最高の641万人を記録した沖縄。この夏に旅行の計画を立てている方もいるのでは?
旅行需要拡大を見込んでか!? ANAは7月18日~8月31日の期間限定で、羽田=沖縄線で同社初の国内深夜便を運航する。羽田発が深夜0時で2時30分着、沖縄発が4時40分発で7時着。料金は早割で9700円~と、需要の多い夏場にして格安だ。
寒さの心配なく快適にプレーできることから、とくに冬場のゴルフ旅行が人気のエリア。だが逆にいうと、夏は暑いイメージが災いして敬遠されがちな一面もある。
「確かに、日差しは強烈です。でも、夏の沖縄は内地と比べて湿度が低いため、関東や関西のような蒸し暑さがありません。島ですから、海から吹く潮風が心地よく、むしろ内地より快適にプレーできると思いますよ」とは、名護市にあるホテルリゾートのカヌチャGCの田口靖樹支配人。
さらに大きな利点が、「夏は冬よりプレー料金が安い」ということ。観光業を含む第三次産業の比率が85.5%にも上る沖縄の人にとって、夏がいちばんの稼ぎどき。〝いつでも行ける〟ゴルフ環境のよさも手伝って、現地のゴルファーは夏より冬のラウンドが増え、料金も夏が安くなる。これは夏のゴルフ旅行者にとって大きなメリットだ。
東京から沖縄に赴任中のサラリーマンは「沖縄では18ホールのスループレーが一般的。東京から遊びに来た友人を迎えて朝早くからラウンドし、午後は一緒に観光も楽しんでいます」という。ゴルフだけで1日が終わらないアフターゴルフの充実も沖縄ゴルフの魅力といえる。
沖縄ゴルフのリピーターは、「芝質が違ってラフが難しかったり、海風の計算が必要だったりして、戦略的なプレーが楽しめるのも魅力。でもやっぱり海を見ながらのラウンドが何よりのごちそうですね」という。
今年の夏は、沖縄の海に向かってナイスショット!
海越えのショットは沖縄のコースならではの魅力(ザ・サザンリンクスの8番)
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