全米女子オープンの日本予選に続いて、国内ツアー賞金ランキングによる全英女子オープンの出場資格選手がほぼ決定した。
左から、穴井詩、城間絵梨、成田美寿々、橋本千里、渡邉彩香
まずは今月19日から始まる全米女子オープンだが、今年から米国外で初めて、韓国、中国、イギリスとともに日本でも最終予選会を実施。その結果、アマチュアの橋本千里(16歳)や全英の出場権も得た成田美寿々ら5人が出場を決めた。その他、米ツアーから宮里藍、宮里美香など4選手、日本ツアーから森田理香子など3選手がすでに出場権を獲得。現在12人の日本選手が出場予定だ。
一方、全英女子オープンは開催日程が昨年より3週間早まった。そのため国内ツアーの代表も3週間前倒しされ、中京テレビ・ブリヂストンまでの賞金ランク上位5人が出場権を獲得した。その中から辞退者が出れば下位が繰り上がるのだが、アン・ソンジュとイ・ボミはまだエントリーしていないため、6位以下の渡邉彩香や一ノ瀬優希にもまだ可能性は残っている。
今年はその他に、昨年大会の15位以内の資格で比嘉真美子と佐伯三貴。昨季国内ツアー賞金女王の森田理香子、同リコーカップ優勝の大山志保が有資格。さらに、6月11日時点での世界ランク30位以内と同米ツアー賞金ランク40位以内の米ツアー選手が出場権を得る。このランク上位は他のカテゴリーで出場権を持つ選手が多いため、下位の選手が多数繰り上がる。それにより、藍や美香、上原彩子、野村敏京らは出場できる見込み。
そのなかで最も意欲的なのが両オープン出場の成田。「全米にはどうしても行きたいと思っていました。アメリカの予選会に出ようと思っていたくらいで、日本でやってくれてラッキー!」
彼女にとっては"自分のために用意された国内予選会"だったのかも。
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