週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 7/8号

2014/7/1更新

もしもアマチュアが賞金をもらっていたら…
その稼ぎは6261万！

　今シーズン、女子ツアーで猛威をふるっているアマチュアたち。彼女たちの実力を、ある＂基準＂を使ってプロと比較してみた。

　その基準とは獲得賞金。本来、アマチュアである彼女たちが手にすることはないが、日本女子プロゴルフ協会の賞金配分率表にのっとって、仮想獲得賞金を算出した。

　アマ１位は勝みなみ。ＫＫＴ杯バンテリンの優勝１８００万円に加えて、サロンパス33位、サントリー24位と上積みし２０００万円に迫る。２位の森田遥はサイバーエージェント２位、プロギアカップ３位、サントリー９位と上位入賞が多く、１５００万円に達している。　

　３位は柏原明日架。アクサ４位、ほけんの窓口６位、サントリー９位と、予選通過した３試合はすべてベスト10入りし１０００万円も間近だ。堀琴音は、サイバーエージェント４位、中京ブリヂストン８位、リゾートトラスト８位と、アマでは84年の中島恵利華以来30年ぶりの３試合連続トップ10が光る。

　サントリー終了時点（15試合）の賞金ランクでは、勝は19位に相当。これは元世界ランク１位のシン・ジエの19位、20位の比嘉真美子を上回る。森田は25位で、大江香織、飯島茜、横峯さくらら優勝経験者の上。柏原（37位）と堀（50位）も賞金シード圏内につける。出場試合数がプロの半数程度であることを考慮すると、順位以上の強さといえる。

　そして今週は、そんな彼女たちが日本一を競う日本女子アマ（24～28日。大洗ＧＣ）。ツアーに匹敵する熱戦となること間違いなし！