全米オープンで2位タイに入り今季好調のリッキー・ファウラー。このところ試合だけでなく、色々なシーンで存在感を示している。
10年の米ツアー新人賞を受賞するなど早くから注目されてきたファウラーは、これまでも、バッバ・ワトソンらと結成したユニット「ゴルフ・ボーイズ」でミュージックビデオを発表するなどユニークな活動でツアーの人気獲得にも一役買ってきた。
そのファウラー、全米オープン明けの18日には、仲のいいプロ、キャメロン・トリンゲールと左打ちで1ラウンド。その様子をSNSにアップして、真剣勝負のツアーとは違う、リラックスしてゴルフを楽しむ様子を発信しファンに話題をもたらした。ちなみに結果は、前半50、後半60の110。
「バックナインはうまくいかなかったよ」と悔しさをツイッターで表現した。ただ、一方のトリンゲールが117を叩き、軍配はファウラーに上がった。またファウラーは、全米ゴルフ協会などが7月23日に実施する、「プレー9」という9ホールプレーの振興を図る企画に協力。プロモーションビデオに出演しユーモラスな演技を披露した。「協力できて幸せに思う。このイベントによって人々がより多くゴルフ場に出かけるようになればうれしい」と語っている。
音楽にしても、レフティゴルフにしても、9ホールにしても、ゴルフの魅力を伝えるためにファウラーは色々なことを考えては実践している。それを楽しむ様子がちゃんと伝わってくるからファンが増える。近い将来、ツアー2勝目を挙げるときには全米のメディア、ファンがこぞって祝福するに違いない。
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