週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 7/22号
2014/7/15更新

イマドキのジュニアへのクラブ・サポートは
"体の成長に合わせて"

 女子ツアーで優勝した勝みなみを筆頭に、とくに女子のジュニアたちの勢いが留まるところを知らない。その要因のひとつとして、クラブメーカーのサポート体制の充実も見逃せない。



日本女子アマではピンのクラブを使う佐藤輝穂が準優勝、三浦桃香が4位に

上 佐藤輝穂(18歳)

下 三浦桃香(15歳)

 ジュニアたちをサポートする目的として、多くのメーカーは「ジュニアゴルファーの育成や活性化」を挙げる。

 「学校のクラブ単位や大会の応援をすることで、ジュニアのゴルフ環境を改善していきたい」(ダンロップスポーツ)とか、「ジュニアの意見を聞き、ジュニアのためのクラブづくりに反映させている」(ブリヂストンスポーツ)といった目的もある。そのために特別なプログラムを組んで、指導や育成を実施している。

「ジュニアは筋肉や体格が発展途上にあり、それに合わせてクラブあるいはスペックを変えていくというのが理想。メーカーのサポートによってそれが可能になった結果、レベルアップしたという点も見逃せない」(クラブ設計家・山代谷哲男氏)

 ピンのカスタムフィッティングなどもそのひとつだ。「ピンでは、米本国では50年以上も前からカスタムフィッティングを導入しており、リー・ウエストウッドやバッバ・ワトソンもそのサポートを受けていまに至ります。そして現在は、国内でもジュニアにまで広げてアドバイス・サポートしています。ジュニアの体は伸び盛りで急速に変化していきます。そのなかでも小まめに何度でもフィッティングを行って、スウィングを崩すことなく着実に成長してもらうことが重要だと思っています」(ピンゴルフジャパン)

 こうしたメーカー各社のサポートで以前とは比べ物にならないほどゴルフ環境が整ったことも、ジュニアがプロに伍して戦えるようになったことと無縁ではないようだ。

 
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