週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 7/29号

2014/7/22更新

メンバー発表遅れるナショナルチーム
理由は“世界アマ”

　勝みなみら女子ジュニアの大活躍で注目を集めるナショナルチーム。そのなかから国際試合への派遣選手が選ばれるわけだが……。

　ナショナルチームは日本アマランキングを基に、前期・後期と１年で二度編成される。

　16日まで開催中の16歳以下の世界大会、ジュニアオープン（英・ウエストランカシャーＧＣ）の派遣選手は、前期ナショナルチームから岡崎錬、松原由美が選出された。好調な女子ジュニアがたくさんいるなかで、最近調子の上がらない松原（日本女子アマ58位タイ）が選ばれた理由は、「現アマチュアランク１位であり、国際経験も豊富で昨年も英国のリンクスを経験しています」（日本ゴルフ協会広報）とのこと。前回大会で柏原明日架が優勝しているだけに連覇の期待もかかる。

　一方、後期メンバーの顔ぶれも気になるところ。なぜなら、９月に世界アマ（軽井沢72Ｇ）が控えているからだ。６月下旬の日本女子アマと７月上旬の日本アマ終了後の日本アマランキング更新とともに選出される予定だったが、ここにきてその発表はランキングの更新とともに８月上旬にずれ込むことがわかった。

「50年ぶりの自国開催ですから多くの方に注目していただきたい。そのために、選手一堂が揃った会見を設けて発表する予定なんです」（同）

　出場選手は後期メンバーのなかから上位３名が選ばれる。つまり、ナショナルチームを発表すると、世界アマ代表も知れてしまうことになる。そのため、その会見で同時に発表するというのが遅れの理由のようだ。