週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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男子プロの夏休み…… 試合のない週は何してる？

　前半戦９試合を終えた男子ツアーは中盤戦へ突入していく。ところが、７月のセガサミーから８月終わりのＫＢＣオーガスタまで、新設されたダンロップ・スリクソンオープンが一試合あるだけ。男子プロはこの期間をどう過ごしているの？

「毎年この時期は休養しています」と答えたのは薗田峻輔。セガサミー後は契約先のナイキ本社でクラブを調整するなど、アメリカで余暇を楽しんだ。「試合のない週はなにもスケジュールを入れていません。合宿をやれたらとは思っている。練習とトレーニングはしているけど」（同）。同じく休養にあてているというのが松村道央だ。「週１、２回のラウンドと３回のトレーニングは欠かさない。完全オフを２日くらい設ける。試合勘よりも休養です」（同）、と休養派だ。

　賞金ランキング1位の小田孔明は、全英オープン後は、ダンロップ・スリクソンオープンを挟み、全米プロに出場。その後は「本間の酒田工場でクラブ調整」をし、後半戦のＫＢＣオーガスタへ臨む予定。同じように精力的に試合に出場するのは上井邦裕。北陸、奈良、札幌、と３つの地区オープンの他、日本オープン最終予選会にも出場予定。ほぼオフを設けず、試合勘を保つ。

　また、同様に地区オープンに出場していくのが藤田寛之と宮本勝昌だ。試合の合間には、トレーニング合宿やラウンド合宿も入れているアクティブ派といえる。この時期の地区オープンにはトッププロが多数出場。アクティブ派が休養派に比べ優勢なようだ。

　後半戦は、ほぼ毎週のように連戦。オフの過ごし方がどう影響するのか楽しみだ。

　
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