週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 8/12号
2014/8/5更新

この夏、続々ドライバーが モデルチェンジ何が変わった?

 最近のドライバーはモデルチェンジしてもシリーズ名は変えずに「NEW」をつけたりして内容だけを変えたりするケースが多い。何となく"変わった感"が感じられない、という向きも多いと思うが、どれくらい変わってる?



スリクソンZ745



SLDRs

 スリクソンはZシリーズの後継モデル「NEW Zシリーズ」を9月半ばに発売する。機種は従来と同じ3タイプ。性能的に大きく変わったのはスウィートエリアの広さで、従来比約35%拡大したという。その結果、プロ・上級者にとっては打点位置を意図的に変えたコントロールショットが可能になったのが大きな進化で、すでにキーガン・ブラッドリーやグレーム・マクダウェルらが使っている。

 ピンもGシリーズのニューモデルを9月初旬に発売する。

「G25」から「G30」へ。ネーミング的には大きく変わった印象はないが、見た目にも変わっていて、クラウンのフェース寄りに設けられた6本の突起(タービュレーター)が空気抵抗を減らしてヘッドスピードをアップさせるというもの。米ツアーでは先頃、アンヘル・カブレラがこれで勝利を挙げた。

 7月初めに登場したテーラーメイドのニューモデル「SLDR S」は、SLDRの進化版というよりはSLDRから新たに派生したモデルと考えたほうがいいだろう。SLDRよりも総重量が約10グラム軽くなり、また低・前重心化がより進められている。アマチュアでもテーラーメイド独自のハイロフトによる高弾道で飛ばせるというのが売り。ホワイトクラウンもこれまでのSLDRとは違うところ。

 同じテーラーメイドのグローレの新作、通称「グローレ2」も、来週ツアーでお目見えするという。また、今週、男子ツアーでタイトリスト915Dもデビュー。続々登場する新作に注目したい。

 
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