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週刊ゴルフダイジェスト 2015/1/27号

2015/1/20更新

今年のトレンド北陸新幹線！
金沢＆富山ゴルフに出発進行！

　北陸新幹線の開業まであと２カ月。首都圏からグッと身近になった北陸エリアのゴルフ場は盛り上がっている？

　３月14日に開業するのは金沢・長野間で、これにより金沢・東京間は最速で２時間28分、富山・東京間は２時間８分となる。現在、金沢・東京間は約３時間50分だから1時間20分ものスピードアップになるわけで、地元が沸くのも当然だ。金沢・富山周辺のゴルフ場にとってもまた期待は大きい。

「全国的に注目度が高いニュース。その意味では喜ばしいことで、まだ具体的なことは決まっていませんが、開業にタイミングを合わせてイベントも計画しています。新規のゴルファーが増えることを期待していますよ」（片山津ＧＣ）

　同倶楽部では秋に日本女子オープンも開催される。それと合わせて、北陸のゴルフが盛り上がることを期待しているという。

　また、観光客が増えることで、１泊あるいは２泊して１日は観光、もう１日はゴルフというお客さんが増えるのでは、という期待もある。

「たとえば１日目は『風の盆』を楽しんで２日目にはゴルフというように。北陸は、夏は学会などの会議やイベントも多く、アクセスがよくなれば１日目は仕事で２日目はゴルフをしてその日のうちに帰るといったこともできるようになりますから」（富山ＣＣ）

　逆に、便利になることで地元のゴルファーが県外へ出て行ってしまうのでは、という心配もないわけではない。新幹線が開通すれば金沢・富山あたりからは軽井沢まで１時間ちょっとで行けてしまう。北陸の夏の暑さはとりわけ厳しいので、「涼しい軽井沢でゴルフ」ということは十分に考えられる。

　首都圏から日帰りできる距離になった金沢・富山エリアのゴルフ場イベントなど、盛り上がりを期待したい。