大相撲ではひいきにしてくれるお客さんや支援者を「タニマチ」と呼んでいるが、今年1月にプロ転向を表明し、今季は米国女子2部ツアー「シメトラツアー」に参戦する元スーパーアマチュア森田遥が、インターネットを通じて、遠征費などを支援してくれるスポンサー、いわば「タニマチ」を募集している。
資金集めの方法には近年注目を集めているクラウドファンディングを活用。これはCROWD(群衆)とFUNDING(資金調達)を合わせた造語で、日本では「READYFOR?」というサイトが最初にサービスを開始した。具体的には、自分が成し遂げたいプロジェクト(森田の場合は「女子プロゴルファー世界一を目指してアメリカに遠征したい」)をインターネット上に掲げ、共感してくれる不特定多数の個人から資金(支援金)を集めるサービスだ。
支援は寄付や投資ではなく購入型で、支援を受ける側はそれなりのリターン(引換券)を金額に応じて5種類用意。森田の場合は、本人からのサンクスメールや月に一度の活動報告、キャディバッグに支援者のイニシャルを刺しゅう、さらに年末に予定している森田のゴルフコンペ招待などがある。
購入できる支援金のパターンは5000円からスタートし、1、5、10、50万円。今回の目標額はおよそ2000万円の年間活動費の4分の1となる500万円で、募集開始からわずかな期間(2月20日18時現在)ですでに125万円に到達している。
「アメリカツアーを回り、世界の頂点を目指していくために、応援どうぞよろしくお願いいたします!!」と森田。募集期間は4月27日午後11時まで。規則ではこの締切までに目標額を達成できて初めてプロジェクト成立となる。将来性豊かな女子プロの「タニマチ」になってみたい方は、森田遥応援サイト(※)まで。
※女子高生プロ森田遥の応援サイト
https://readyfor.jp/projects/harukamorita
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