サンデーゴルファーも、日本オープンが出場可能になった。
今年日本オープンが開催される六甲国際GC(写真は17H)
昨年まで、一般アマが本戦出場を目指すには「公認HC(ハンディキャップ)6.4以内」の条件があったが、同オープン主催のJGA(日本ゴルフ協会)ではこれを是正する改革を断行。新たに「ドリームステージ」(仮称)という予備予選が設けられ、公認HCを取得していれば、"100切りゴルファー"でもエントリーできるようになった。「ドリームステージ」のエントリー料は2万円(別途プレー代1万円前後)。今年4~6月に全国数会場で実施予定。通過者は出場選手の1~2割。続いてプロが加わる「地区予選」、ツアーシード選手も出場する「最終予選」へと進む。そこを勝ち抜けば、日本オープンの舞台に立てるのだ。
実は全英オープン、全米オープンがこの形を採用している。1968年、全く無名のリー・トレビノが全米オープンに勝ち、一夜にしてシンデレラボーイになったのも、この仕組みがあったからこそ。
3オープン(日本、日本女子、日本シニア)のプロデュサー、JGA常務理事である戸張捷氏は変更理由を次のように話す。「オリンピックを前にして様々な事柄が改変に動いています。今回の措置もその延長線にあり、ナショナルオープンなら誰にでも門戸は開いておかねばならないということ。来年から日本女子オープン、日本シニアもそのような開かれたシステムにしていきます」
アマチュアにやさしい改革案は大歓迎だ!
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