週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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裁判長！ １ｍは真っすぐが入る
私が証人です！～香妻琴乃

　今年、ＪＡＬやＥＣＣの大手企業からスポンサーを受け、活躍が注目されている香妻琴乃。昨年は未勝利ながら、平均パット数（1.7586）はツアーナンバーワン。パットが入る秘密を証言！

強気のパットが琴乃の持ち味

── 曲がるラインでも真っすぐで入りますか？

香妻　入ります。カップいっぱいかカップの内側だったら、カップ内側に真っすぐです。普通の人は打つ前にフックラインなのかスライスラインなのかわかっていないと打てないようですが、私はそれが気にならない人なんです。どっちに曲がるかわからなくても真っすぐに打てちゃうんです。

── カップを外すことは？

香妻　もちろんあります。傾斜がきつければカップを外しますが、どっちに切れるか、カップを外すかどうか、迷ったら真っすぐです。

── １ｍより長いパットは？

香妻　グリーンを狙うショットから、真っすぐの上りか平らなラインが残せるように打っていきます。ピンに近くても下りの１ｍは嫌ですから、３ｍでも上りの真っすぐが残る場所を狙っていきます。もちろん、狙った場所に乗せられないこともありますが。

── 外したときにかなりオーバーすることもありますよね。

香妻　たしかにそうです。しかし、返すラインも真っすぐなので、１ｍを80㎝オーバーしても、返しでミスすることは少ないと思います。

　以上、裁判風に原稿をまとめたが、香妻の１年を通じた結果と考え方は我々アマチュアゴルファーの参考になる。１ｍでカップを外すか外さないか迷ったら絶対内側だ。

　
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