文化功労者チャコのパーティに750人
 

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週刊ゴルフダイジェスト 2015/4/7号
2015/3/31更新

文化功労者チャコの
パーティに750人

 3月16日、樋口久子の文化功労者選出を祝う会が開かれ、関係者など約750人が大挙駆けつけた。

「文化の向上発達に関し、とくに功績が顕著な人物」に贈られるのが文化功労者制度。樋口は昨年、ゴルフ界では初めて選出された。日本女子プロ7連覇、日本女子オープン4連覇を含む国内69勝。77年に全米女子プロで日本人メジャー初優勝といったプレーヤーとしての輝かしい実績に加え、97年から11年まで務めたLPGA会長としても、女子ツアーブームに大きく寄与した。03年には世界ゴルフ殿堂入りも果たしている。

 長年にわたるゴルフ界への功績を祝うべく、錚々たる顔ぶれが来場。ゴルフ界からは、現会長の小林浩美、プロゴルファーの青木功、池田勇太らが出席した。

「私ひとりでいただけたものではない。ゴルフがスポーツ文化として認められたことがうれしい」とあいさつで喜びを語った樋口は現在69歳。10月には古希を迎える今なお、プロアマ戦などで週に2~3回のラウンドを精力的にこなす。これからの目標を聞かれると「恥ずかしいプレーは見せられない。何歳になっても上手くなりたいと思っている」

 国内外で通算72勝の名手にも、実は苦手なショットがあったそうで、最近もバンカーを克服したという。プロゴルファーとして、まだまだ向上心に衰えは見えない。

 昨年7月には、都GC(山梨)でエージシュートを達成。白ティからとはいえ、距離は6300ヤードを超えるなか、8バーディ1ボギーの65をマークした。

「エージシュートはこれが初めてだったんです」と当時は語っていたが、これほどの向上心なら、65を上回る快スコアが記録される日が来るかもしれない。

 
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