週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
内容は紙雑誌掲載当時のものですので、詳細の状況等は変わっている場合があります。ご了承ください。

全国で急増中！
中古ショップとコラボした練習場

　中古ショップ最大手のゴルフパートナーがこの春、関西地区だけでも新たに練習場内に７店舗をオープン。練習場と中古ショップのコラボが好評だ。

熊本の人気練習場、託麻インターゴルフでも中古ショップに客足が途絶えない

　同社が初めてゴルフ練習場内にショップを開店したのは10年近く前だが、現在では全国約60店舗まで増えている。「練習場内のショップというのは、巨大な鳥カゴを備えているようなものです」（ゴルフパートナー広報）。確かに、距離のある練習場なら球の高さや曲がり度合いなども確かめやすく、インドアの鳥カゴに比べたら大きな魅力だ。要望によっては、スタッフが打席でアドバイスをしてくれるという。

　一方練習場側にとっては集客効果が期待できる。ショップ目当てに来た客が、クラブを買ったついでに練習していくケースも少なからずあるそうだ。もちろん、ショップを備えた練習場はこれまでにもあったが、品ぞろえが少なかったり、専任のスタッフがいなかったりで、ゴルファーから見れば、「やる気あるのかなあ？」と思うようなケースも。

「打ちたいクラブをすぐに打てますし、実際にボールを打ちながら調整したりチューンナップしたりできるという点で、ゴルファーの満足度が上がったのは間違いないですね」（ロッテ葛西ゴルフ・広報）

　また、４月からゴルフパートナーがオープンする尼崎テクノランドでも、「サービスの向上と施設の活性化という点で大きな期待を持っている」（㈱ＴＭＧＢマネージメント課）と話している。最近では練習場側から声がかかることもあり、見学会などにも多くの練習場が参加する状況とか。

「われわれとしては、ゴルフ活性化に少しでもお役に立てればと、これからも積極的に展開していく予定です」（ゴルフパートナー）

　
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