このところ直接プロの影響を受けて成長するジュニアたちが増えている。
“先生と生徒”正しく線で結びましょう
アクサレディスでベストアマに輝いた山内日菜子(宮崎東高卒)は、昨年11月のフェニックスプロアマで松山英樹にパットの極意を授かった。「私はボールを打つ時にヘッドを加速していたんですけど、松山さんが『同じリズムで打ったほうがタッチが合うよ』とアドバイスしてくれました。それから常に意識して練習しました。それがアクサの成績につながったと思います」
同じ宮崎在住の三浦桃香(日章学園高2年)は今年3月に谷口徹から受けたワンポイントアドバイスでショットの曲がり幅が小さくなった。
「私は右へスウェイしていたんです。谷口さんに上げ方が違うと言われてから、その場で軸回転ができるようになりました。スウィングプレーンに乗るようになったので曲がり幅が小さくなり、結果、ドライバーの飛距離が280ヤードくらいに伸びました」
永井花奈(日出学園高3年)は昨年の夏と暮れに石川遼の合宿に参加し、同じ練習メニューをこなした。昨年秋の日本女子オープンは3位、今年のTポイントでも優勝争いを演じるなど好調が続く。
今年の全国高等学校選手権(春)で優勝した中谷安結(和歌山・慶風高3年)は、昨年の関西オープンで片山晋呉のバッグを担いだ時に片山のコースマネジメントを学び、自分のゴルフに生かした。
プロから少年少女へ受け継がれるゴルフの神髄。昨年から今年にかけ伊澤利光や芹澤信雄がアカデミーを設立するなど、プロの指導を受ける機会が整備されてきたこともあり、この傾向は今後も広がりそうだ。
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