週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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３戦連続予選落ちから一気に８位の好成績。
さくらは何が変わったか？

　横峯さくらが、ようやく米ツアーで結果を出した。

こちらのさくらの満開も近い？

　日本ツアーでは連続予選落ちがなかったが、米ツアー初戦からいきなり３戦連続予選落ち。周囲は「歯が立たないのか」と心配もしたが、４戦目のキアクラシックでは８位。出場権がなかった翌週のメジャーＡＮＡインスピレーションの出場も決めた。

　しかし、さくらは　「何も変わっていない」というのが父・良郎氏の考え。「ショットもパットも変わっていない。考えすぎていただけで、何も心配してなかった」というのだ。じつは毎日のように、さくらからスウィング動画が届き、良郎氏がチェックしているが、予選落ちした３戦も問題なかったという。いきなりの好成績は「キアクラシックのコースはフェーダーのさくらに合っていた。右にドッグするようなホールが多く攻めやすかった。ただ、最終日はグリーン左の難しいところにピンが切ってあったから、攻めにくかっただけ」という。

　さくらが帯同しているのは、メンタルトレーナーの夫とマネージャー。夫は、最近ようやくさくらのトップの位置がわかるようになったほど、ゴルフ技術においては、まだ＂勉強中＂の様子。だから、コーチを帯同していないさくらが、技術について助言を求めるのは、さくらのスウィングが＂唯一＂わかる父なのだ。

　と良郎氏は続けて「リディア・コーはすごい。インパクトゾーンで両足が１ミリも動かない。さくらも、当時両足をベタ足にして座って打った＂椅子打ち＂練習を思い出して、動かないフットワークができたら勝てるだろう」と予想。サクラサクとなるか。

　
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