焼肉断ちの渡邉彩香さん。食べ方に注意すればOKみたいですよ!
 

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週刊ゴルフダイジェスト 2015/4/28号
2015/4/27更新

焼肉断ちの渡邉彩香さん。
食べ方に注意すればOKみたいですよ!

 ヤマハレディースで5打差を逆転し、ツアー2勝目を挙げた渡邉彩香。勝利の理由のひとつが、なんと"焼肉封印"にあったとか。

肉断ち奏功V。21歳の渡邊が映画「タイタニック」を知っているのかナゾだが……

 今季初の4日間大会だったヤマハ。最終日、2アンダー、4位タイからスタートした渡邉は7バーディ、2ボギーの67をマーク。4日間を72、70、72、67で回り、参加選手のなかで唯一のオーバーパーなし。

「ライン出しがうまくいっている」というドライバーと、圧倒的な集中力が効いた。体も頭も冴えているようだが……。

「実は、試合前日は焼肉を食べないようにしているんです」と渡邉。というのも「去年あたりから、焼肉を食べた翌日は体調が整わないことが多い気がして、食べないと決めたんです」という。

 さらに、「しゃぶしゃぶなどで脂をある程度落とすのならいいのですが、焼肉では牛肉の脂のとりすぎになってしまい、良くないらしいです。肉のなかでは鶏がいいと聞いたので、動物性脂肪をとるなら鶏にしています」とか。

 渡邉の"試合前日焼肉断ち理論"について、公認スポーツ栄養士の資格も持つ管理栄養士の橋本玲子氏は「牛肉の脂が消化に悪いというわけではないんです。ただ、焼肉はカルビやロースなど、肉に含まれる脂も多いうえ、調理油もたっぷり使うので、トータルで脂の量が多くなり、消化に時間がかかる面はあります」という。

 しかし、焼肉でも食べ方によっては"勝負メシ"になりうると橋本氏。

「肉だけを食べすぎず、ご飯などの炭水化物もちゃんと食べること。これが脳の栄養となるので、集中力につながります。鉄分が豊富でスタミナ維持につながる牛肉のほか、ビタミンB1の豚肉、脳の栄養になる炭水化物と、野菜。これらをバランスよく食べれば、"封印"はしなくても大丈夫です」とのこと。アマチュアゴルファーも参考に。

 
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