フジクラの「スピーダーエボリューション」シャフトがプロツアーで好調だ。
先日の国内女子ツアー、サロンパスカップでは、メーカー別のドライバーシャフト使用率でフジクラが28.3パーセントと1位(ダレルサーベイ調べ)で、これは今季10戦中9回目。なかでも人気なのは、50グラム台の「スピーダーエボリューション569」で、モデル別使用率ではほかのモデルを大きく引き離し13.3パーセントで10戦連続1位(同)となっている。
使用プロのひとりである比嘉真美子は「シャフトの先がビュンと急激に走らないで、スウィングのリズムと同じ感じでしなってくれる」とスウィングイメージとマッチする点を評価。若手の江澤亜弥も「振った感じのキックポイントが前のモデルよりも上で、しっかりした感じ」と、両者とも前作に比べて中間剛性がアップして、コントロール性が高まったところを気に入っているようだ。
ギアに詳しいゴルフライター、児山和弘氏によると「569は少し軽めなのでシャフト長を長くしやすいのが特徴です。シャフトの先端部のしなり戻りを使いやすくなり、ボール初速が上がりそうです」とのこと。
さらに現行スピーダーの三作目となる新作シャフトが、男子の「日本プロ」からツアーに投入(週刊ゴルフダイジェスト6月2日号191頁参照)。勢いはさらに加速しそうだ。
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