メモリアルトーナメント3日目にタイガー・ウッズが自己ワーストの「85」を叩いた。とても、メモリアル(記念)とはいえない"最悪の1日"を誌上で再現した。
3番までパーを続けたタイガーだが、4番パー3でティショットをグリーン左のバンカーに入れボギー。続く5番パー5は、スプーンの1打目が右ラフに。次打を刻み、ウェッジで10メートルに3オンも3パットし、連続ボギー。
6、7番はパーにまとめ、8番パー3。グリーン左バンカーからの第2打を逆サイドのバンカーへ入れ、3オン2パットのダブルボギーだ。
9番パー4は2打目がショートし、クリークへ。ラフにドロップした第4打もグリーンに届かず、5オン1パット。ここもダブルボギーとした。
後半も、11番パー5は2打目をクリークに沈め、12番パー3ではティショットをラフに打ち込んで連続ボギー。14番パー4は第2打をグリーン右のバンカーに入れ、4オン1パットのボギーだ。
15番パー5は2オンに成功し、ようやく初バーディ。ところが、17番パー4で第2打が左に飛び、またもクリークに入れ、ボギー。
そして最終18番パー4。スプーンのティショットはこの日4度目の池ポチャだ。ドロップした第3打をフェアウェイに運び、4打目。アプローチはピンに届かず、傾斜で転がり戻る。バンカー越えとなった第5打をロブショットで狙うも、バンカーに入れて6オン2パットのダブルパー。1バーディ6ボギー2ダブルボギー1ダブルパー、13オーバー85のラウンドとなった。
タイガーは2月のフェニックスオープンでも82を記録したが、過去5勝と相性のいいコース(ミュアフィールドビレッジGC)で自己ワーストを更新。最下位となり、最終日は自身初となる1人プレー。キャディがバンカーをならす間は自分でピンを立てる姿も。「全米オープンまで1 週間ある」と言い残し、コースを後にしたが、果たして……。
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