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週刊ゴルフダイジェスト 2015/6/30号

2015/6/25更新

もろもろ話題の小平智。
シャツの襟にまで注目集まる

　ツアー選手権で５位タイと健闘した小平智。その姿はテレビにたくさん映ったが、「ポロシャツの襟を立ててプレーするのはマナー違反では？」との声も上がった。

＂あちこちから＂ひっぱりだこの人気者！

　よく見ると、首の後ろにウェアのブランド「アドミラル」のロゴが入っており、襟を立てると文字が見える。ということは、襟を立てて着るようメーカー側から指示されているのでは……？　

　しかし、アドミラルを日本で展開するヤマニの担当者に聞いてみると、「それは、逆なんです。もともと小平選手は日差しで体力が奪われるのを気にして、襟を立てているのですが、その姿を見て『あそこにもデザインが入れられる』とこちらが思いついたくらいです」という。

　かつて、コラムニストの故夏坂健氏は「襟という文字は衣偏に禁と書くので、襟立てはマナー違反」と断じたものだ。しかし、ゴルフマナー研究家の鈴木康之氏は少し意見が違う。

「辞書でみると襟という字にそんな意味はないと思いますね。ポロシャツはプレーする＂機能着＂です。プレーするのに障る日除け防止という目的なら一向に構わないと思いますね。ただクラブハウスでもそうやっているのはおかしい。サングラスと同じですよ。ハウスでもサングラスしたままじゃ変に思われるでしょう」（同）

　小平はハウスでは襟は立てたままだったり、下ろしたりでとくに意識はしてないようだが、人気選手だけにちょっとしたふるまいや見た目にも注目が集まる。スマートな＂イケメン＂イメージは壊さないでほしい。