ほしい情報は腕の中にある!?ゴルフでもウェアラブル端末が人気
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2015/6/30号
2015/6/25更新

ほしい情報は腕の中にある!?
ゴルフでもウェアラブル端末が人気

 4月に発売された、スマホの機能を持った腕時計型のウェアラブル(身につける)端末、「アップルウォッチ」が話題だが、ゴルフ界にもラウンドで使えるウェアラブル端末が続々と登場している。

MASAの「ザ・ゴルフウォッチ スポルト」(1万7820円)
キャロウェイGPSyncウォッチ(3万7800円)
タッチパネル式のガーミン「アプローチS6J」(4万298円)
ガーミンのスマートウォッチ「vivoactiveJ」(3万6799円)

 キャロウェイがアメリカ本国で発売している「GPSync ウォッチ」はその代表例。GPS距離計として、全世界30000コース以上のデータが収録され、グリーンやハザードまでの距離を計測できるのはもちろん、ブルートゥース接続によって、スマホと連動し、専用アプリを使ったスコアデータの保存機能やメール着信のお知らせ機能など、多機能さが売り。キャロウェイの日本法人では扱わず、輸入代理店経由で6月から国内でも販売になるという。

 昨年辺りから、他のメーカーでもGPS 距離計を装備した腕時計型の端末が積極的に販売されている。「グリーンオン」シリーズを手がけるマサでは、既に累計7万台以上の販売実績があるという。5月発売の「ザ・ゴルフウォッチ スポルト」はよりシンプルなデザインが特徴だ。登山やランニングなどのGPSで世界的なシェアをもつガーミンもフルカラーでコースレイアウトを表示する高機能モデル「アプローチS6J」を5月に発売。5種類のスポーツの専用アプリを実装したスマートウォッチ「ヴィヴォアクティブJ」も発売した。ウェアラブルタイプのGPS距離計は、1万円台半ばから4万円近いものまであり、全体的に高額だが、持ち運びが便利なことが人気の秘密のようだ。

 今後は、スマホやPCとさらに連動し、より高機能なモデルが出ることも予想されるほか、「アップルウォッチ」のようなウェアラブル端末自体にゴルフ用のアプリを入れて使用するケースもありそうだ。セルフプレーが増えてきた現在、ニーズはさらに高まるかもしれない。

 
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