新・鉄人襲名?41歳表純子が155試合連続出場達成
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2015/7/14号
2015/7/7更新

新・鉄人襲名?
41歳表純子が155試合連続出場達成

 41歳の大ベテラン表純子がアース・モンダミンカップで、ツアー最多タイの155試合連続出場を達成した。

本誌企画で衣笠祥雄氏と"鉄人対談"も

 表の連続出場は11年3月のダイキンオーキッドレディスから始まり、足掛け5年の歳月を経て、従来の記録保持者だった北田瑠衣の154試合(08年日本女子オープン~13年ブリヂストンレディス)を超えた。

 北田の記録に並んだ前週のニチレイレディスは、右足の痛みに耐えながらの出場だった。練習日の水曜日から痛みを発症。医療機関で「足底筋膜炎(そくていきんまくえん) 」と診断された。初日のティショットさえ打てば、北田に並ぶ状況だったが「クラブは振れるけど、歩くと痛い」という苦境の中、湿布とテーピングの処置で乗り切った。この体調不良もあって、予選通過はならなかったが、応援に来ていた師匠の岡本綾子からも労をねぎらわれた。

 155試合の中には好成績を残さないと出場できない最終戦のリコーカップや通常の試合と出場資格が異なる日本女子オープンなどメジャーの4試合に、ミズノクラシックも含まれており、さらに出場と認められる棄権、失格もなし。まさに女性版鉄人というわけだが、夫であり、キャディとしても表の記録達成を支えてきた広樹さんは、こう話す。

「記録のピンチは一昨年のエリエールで好成績を残してリコーの出場へ滑り込んだ時と、去年、お母さんが亡くなった時ですね。でも、気持ちが強いので弱みは見せないんです。あとは責任感ですね。試合に出られない選手もいる中で自分には出場権がある。ならば、その責任を果たそうということでしょう」

 気持ちの若さを保つため、チーム岡本の若手メンバーとラインでつながっていたり、鬼澤信子、茂木宏美ら35歳以上の選手で結成した「オババ会」の活動も励みになっているという。

 「休みたいと思うこともありますけど、休んでもパチンコにいくくらいだし、元気だけはありますから」と本人。

 来週から2週間はツアーの中休み。7月のサマンサタバサから再び元気に自己記録更新を続けていく。

 
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