メジャーでプレーする価値をわかっていない日本の女子プロたちが多すぎる!?
サントリーレディス終了後の賞金ランキング上位5人が、全英リコー女子オープン出場資格を獲得。ところが、イ・ボミ、菊地絵理香、上田桃子が出場辞退。資格は繰り下がったが、それでも辞退者は続き、結局12位の大山志保までの繰り上げ出場が決まった。
辞退した藤田光里は「いつか海外でプレーしたい」としながら、翌週に地元北海道で開催される「meijiカップ」があるのを考慮。菊地絵理香も同じく、地元優先を決めた。賞金女王街道をひた走るイ・ボミは「国内に専念するため」と、理由はそれぞれだが、メジャー切符を"捨てる者"がこれほど多いと、今後の出場枠に影響するのでは……との意見も出始めた。
全英女子オープンはメジャーに"昇格"したのが1994年と、男子ほどの歴史がないのは確か。しかし、オフィシャルスポンサーが日本企業のメジャー大会なのに……。
LPGAの小林浩美会長は「世界のメジャー大会において、グローバルに活躍する魅力ある選手や指導者を輩出していきたいと思ってます」と高らかに宣言しているが、恵まれた現状にいる選手たちは想像以上に"安定志向"なのかもしれない。
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