キャロウェイが7月中旬に限定モデルとして発売する「キャロウェイコレクション」。これまで培ってきたノウハウとテクノロジーを「コレクション(結集)」したというコンセプトで、同社のこれまで評価の高かったモデルに形状が似ているのも特徴のひとつだ。
ドライバーは、初代ビッグバーサから続くショートホーゼル。フェース構造などには最新の技術を用いつつ"顔"はこれまでの形状を踏襲。アイアンはシャフトが貫通した「S2H2」デザインで、初期の同社のアイアンに採用されていた形状だ。
セガサミーカップからツアー支給が開始されたブリヂストンスポーツの「ブリヂストンゴルフ J015」シリーズも、同社の過去モデルの形状や機能を活かして、製作されたモデルだという。ドライバーは、ツアーステージ時代の「Xドライブ703」をベースに設計。歴代の中でも、ディープフェースでハイバック形状なハードなモデルに、現在のブリヂストンゴルフでも採用されているフェースミーリングなどの技術を加えて作られているという。アイアンは、同社でも名器と評価が高い「TS-201」をベースに設計。全盛期の伊澤利光など多くのツアープロが使用し、現在も復刻の要望が高いモデルだ。現行のブリヂストンゴルフにない、上級者向きのハードなラインナップとして「J015」シリーズは追加されるようだ。
「セガサミーカップでは、早速、池田勇太プロが使用しています。カスタム専用モデルとして、秋口の発売を予定しています」(ブリヂストンスポーツ広報ユニット 浦邉敏彦氏)。過去の名器はメーカーの資産。それらを有効活用するモデルが今後も増えそうだ。
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