ここのところ、ピンの契約プロの好調ぶりが目立っている。秘密はどこに?
9歳から"ピンッ子
全米女子オープンでは優勝したチョン・インジや5位タイと健闘した大山志保など、トップ5に5人。サマンサタバサレディースでは前田陽子がその週から投入したという新モデル「Iアイアン」と「ケーデンスTR パイパーT」パターを使用し優勝した。全英オープンでもルイ・ウエストハイゼンが惜しくもプレーオフに敗れたが2位タイ。
なぜこれほど好調なのか?
「契約プロは最新クラブへの"縛り"がありません。過去のモデルでも、一番パフォーマンスが上がるモデルを使用するので結果が出ています」(ピンゴルフジャパン・山口尚子氏)とはメーカーの弁。実際、数年前のモデルを継続して使用しているプロも。
契約プロからは、サポート体制の良さを評価する声が目立つ。バッバ・ワトソンのようにジュニア時代から同社のクラブを愛用し、プロになってもそのまま使うケースも。
「ピンのクラブの特徴は、重心深度が深くミスに強いこと。重心位置がシャフト軸線上から遠くにあるので、ゴルファーによって合う合わないが出やすいのですが、プロはスウィングをクラブに合わせて、高機能を活かしているようです」(ギアに詳しいライター・児山和弘氏)。
フィッティングが充実しているので、シャフト選択などを工夫すれば"ぴったり"も見つかりやすい。同社の「G30」ドライバーは、アメリカとヨーロッパでカテゴリー別シェア1位。国内でも使用者が増えているという。
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