先の全英オープンでも、惜しくもメジャー3連覇を逃したスピースをはじめ、多くのトッププロが「スーパーストローク・グリップ」を使用。なぜこれほどまでに増えているのか。
松山の手元に要注目!
スーパーストロークがデビューしたのは約5年前。米ツアーではK・J・チョイが先駆けで、その後急速に広まった。よく知られているように、スーパーストロークの最大の特長は極太でなおかつノンテーパー、つまり手元から先まで太さがほぼ同じになっていること。このためリストを使いにくく、方向性の安定につながる。また、軽い素材なので太くても重量が大きく変わらないのもメリットだ。
「形状、性能に加え、簡単に装着できるようになったのも急速に広まった要因のひとつだと思います。初期のモデルはビス止めするなど、ちょっと交換がめんどうだった。でも簡単になったことでますます人気になり、今では年々倍々以上の伸びになっています」(国内販売代理店・スポーツティエムシー)
先週の福島オープンの練習日には松山英樹もスーパーストロークを差したパターをクロスハンドに握って練習していたし、全英オープンではスーパーストロークを差したウェッジで練習もしていた。ウェッジに極太グリップとは?「ウェッジも手を使いたい人と使いたくない人がいるけれど、彼はリストを固めて打ちたいんでしょうね。それには極太はいいと思う」(クラブ設計家・山代谷哲男氏)
松山の手元に要注目!
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