サラブレッドですから!もしも、早実・清宮がゴルフをしたら
 

週刊ゴルフダイジェスト「BACK9」の内容を、バックナンバーとしてほぼそのまま転載しています。
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週刊ゴルフダイジェスト 2015/8/18・25号
2015/8/17更新

サラブレッドですから!
もしも、早実・清宮がゴルフをしたら

 甲子園出場の早稲田実業、清宮幸太郎が注目を集めている。"和製ベーブ・ルース"とも騒がれているが、清宮は実はゴルフでも"サラブレッド"なのだ。

 清宮の父は、元ラグビー日本代表の克幸氏。克幸氏の父親がシングルプレーヤーで、自身も高校生からクラブを握っていたという。早大ラグビー部時代は、寮のそばにゴルフ練習場があり、打ち放題に興じていたとか。当時の飛距離は300ヤードほどで、その時は「プロゴルファーになれるかも」と本人も思っていたそうで、ベストは79。

 一方、清宮の母の幸世さんはなんと元慶應大学体育会ゴルフ部キャプテン。平成元年卒で、同期のなかではもっともうまかったことから主将になったという。

 両親のアスリートDNAをしっかり受け継いだ清宮。早実野球部出身のプロゴルファー平野茂に彼の"センス"を聞いてみた。

「夏の地方予選準決勝で実際に清宮君を見ました。彼は左利きですが、構えるときバットのヘッドがピッチャーのほうをまっすぐ向いています。前のひじが低い位置にあるのもいい。ダウンスウィングで前のひじが低く、しっかりためを作って打てるし、体重移動もしやすい。これはゴルフと野球に共通するメリット。もちろん、ゴルフをやるにしても逸材でしょう」という。

 清宮は、子どものころ、ラグビー、相撲、野球をやっており、どれも非凡なセンスを見せていたそうだが、父の勧めで野球の道へ。残念ながら、ゴルフの道という選択肢はなかったようだ。

 もしもゴルフに転向したら……「それはすごいと思いますが、野球界の宝ですから」(平野プロ)。残念。しかし、プロ野球入り後は、球界一の飛ばし屋との呼び声高い、おかわり君こと中村剛也の350ヤード超えはありうるかも?

 
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