7月に行われた大相撲名古屋場所で横綱・白鵬(30)が最多優勝を決めた。勝利の陰には、夏バテ対策の"秘訣"があったという。白鵬にさまざまな指導を行う杏林予防医学研究所の山田豊文所長に聞いた。
「白鵬関の強さの秘訣、それは"コンディショニング"への心がけにあります」と山田氏。アドバイスした主なポイントは2つだという。
「まず、『暑い時ほど熱いものを飲食する』、そして『マグネシウムを普段以上に摂取する』ということです。
モンゴル出身の白鵬関は暑さが苦手です。しかし、猛暑のなかで2週間も戦い抜いていくためには、暑さに慣れなければなりません。それには、冷房に頼らず、冷たい飲み物などを飲まないといったような、普段の生活習慣が大きな鍵を握ると伝えたのです。
また、海藻などに多く含まれるマグネシウムは連戦に耐えうるエネルギーを安定的に供給し、適度にリラックスさせて集中力を高め、疲労を回復し、筋肉の働きを円滑にする重要なミネラルですが、発汗によってどんどん失われるため、夏場は特に増量摂取する必要があります」
さらに「現に、他の力士は後半になるにつれてバテていったのに対し、白鵬関はむしろ、どんどん活力を増していきました。真の"若さ"と"強さ"を証明したといえると思います」
初日の取組で手間取ったこともあり、「力が落ちた」「歳をとった」などともいわれたが、優勝という明確な形でそんな声を一蹴した横綱。
声を一蹴した横綱。夏バテ気味の皆さん、横綱の生活術をぜひ参考に。
【関連記事】こちらも注目です!
2015/02/17 大相撲のオフは初場所後!白鵬もこれからゴルフ三昧?
2014/12/16 さくらと白鵬の合言葉は「マゴワヤサシイ」
2014/04/15 春場所前にも楽しくラウンド新横綱・鶴竜もゴルフ大好き!
一覧へ戻る
|