日本女子プロゴルフ協会(LPGA)は8月1日付けで資生堂とオフィシャルパートナー契約を締結。今後、資生堂による、会員への日焼け止めなどの商品提供や美容講座の開催といった展開が企画されている。
資生堂によれば、活動の具体的な実施時期は未定だが、「できるだけ早く、8月中にトーナメント会場で始めたい」とのこと。近いうちに、選手たちの"美"をサポートする商品の提供や美容講座が開かれることになりそうだ。
同社は今年4月に日焼け止めブランド「アネッサ」で上田桃子とスポンサー契約を結ぶなど、もともと女子プロ界に関心を示しており、今回の契約でも「さまざまなLPGAの活動を通じて一般ゴルファーの皆さまへの美のサポートも検討しています」と、更なる展開の可能性にも言及している。
ところで、LPGAは既にメルセデスベンツ、ユニシス、マンシングウェアともオフィシャル契約を結んでいる。
メルセデスとは「年間最優秀選手賞」に当たるメルセデス・ランキングを制定し、受賞者に賞金500万円と同社の車などをプレゼント。また、ユニシスとは、スコア集計などのデータ処理システム、マンシングウェアとは、LPGAスタッフのユニフォームの提供を契約。自社製品やサービスの提供だから、他にも契約を希望する企業がありそうだが、ツアー関係者によれば「トーナメントスポンサー(主催者)の同業者との契約は、スポンサー側が反対するので、基本的に難しいと思います」と内情を明かす。
であれば、契約できる業種は限られる。逆にいえば、今回の資生堂のようにオフィシャル契約を結べた会社は、ラッキー"な存在だったようだ。
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