とんだ災難。茨城県のゴルフ場に小型飛行機が墜落
 

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週刊ゴルフダイジェスト 2015/9/8号
2015/9/1更新

とんだ災難。
茨城県のゴルフ場に小型飛行機が墜落

 7月下旬、東京都調布市で小型飛行機が民家に墜落して大惨事となったが、今度は超軽量飛行機がゴルフ場に墜落するという事故が起こった。

 事件の顛末は──。茨城県筑西市鷺島にある飛行場を飛び立った「ウルトラライトプレーン」といわれる2人乗りの超軽量飛行機が、飛行場から東に約10キロ離れたつくばねCCに、墜落しているのが発見された、というもの。発見時、機内の2人はすでに死亡していた。

「墜落したのは4番ホールで、(8月15日)午後4時頃だといわれましたが、その時間はお客さんもあがっていて、ハウスからは衝撃音は聞こえませんでした。煙なども上がらなかったため、発見したのは次の朝、グリーンキーパーによってでした。警察に通報し、遺体はすぐに搬送されました」(つくばねCC支配人・上野博氏)

 墜落したのは4番ホールの本グリーンとサブグリーンの間で、機首から垂直に突っ込んでいた。燃料が四方八方に飛び散ったため、その部分は芝の植え替えになるという。

 飛行機操縦訓練中は「もし不時着するならゴルフ場」とも指導されるという。フェアウェイなら障害物も少なく、人も密集していないからだ。

 実際、今年の5月に米国の俳優、ハリソン・フォードが小型飛行機をエンジン故障のため、カリフォルニア州のゴルフ場に不時着させた。付近は住宅地が密集していたため、被害を最小限に食い止めたと賞賛されたものだ。

 なお、同コースは現場検証などもありクローズしていたが、20日から通常営業に戻っている。

 
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