プロギアから新しい「エッグ」シリーズが発表された。なかでも注目されたのが、ルール適合外の高反発ドライバー「スーパーエッグ」だ。
高反発のスーパーエッグドライバー
UT形状の中空アイアン
今回の発表ではドライバーは2機種。9月に発売予定でルール適合の「ニューエッグ」ドライバーと、10月に発売予定で高反発の「スーパーエッグ」ドライバーだ。
08年に施行されたSLEルールで決められた反発係数は0.83以内だが、「スーパーエッグ」はそれを大きく上回る反発係数0.85を超えるフェース反発があるという。
これまで、地クラブを中心に高反発ドライバーが人気になっていたが、全国的に知名度の高いメーカーからルール不適合をうたったクラブが出たのは今回が初めて。メーカーはあくまでもルールを順守するスタンスは変わらないと前置きした上で、高反発発売の意図を「シニアゴルファーがゴルフをリタイアする理由の最も多いものが飛距離ダウン。そうしたレジャーとしてゴルフを楽しむ層に向け"ゴルフが楽しくなるクラブ"として開発しました」(PRGR マーケティング部 西澤博之氏)という。
同時に発売される「スーパーエッグアイアン」もフェースを1.9ミリに薄肉化した高反発仕様。ドライバーとアイアンで飛距離アップし、スーパーシニア層にゴルフを楽しんでもらおうという目論見だ。飛距離減に悩むゴルファーの福音になる?
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