北京で開催されていた世界陸上でも話題になった「赤」と「青」の色彩心理。ゴルフにも関係がありそうだ。
同大会が行われたのは、北京五輪のメイン会場でもあった、通称「鳥の巣」。トラックの色は赤茶色で、ごく一般的なように思われるが、じつは最近は青色のトラックが増えているという。青のほうが、好記録が出るという理由があるそうだが……。
カラーコンサルタントの都外川八恵さんによると「赤は、脈拍を上げ、交感神経に働く"燃える"色です。一方、青は副交感神経に働く、"クールダウン"の色。安定・鎮静・リラックスして"いつもの力が出せる"色です」という。
ゴルフで赤と青といえば、タイガー・ウッズのウェアとジョーダン・スピースのウェアが思い浮かぶが、燃えるタイガーと、冷静沈着なスピースと考えると、前述の色彩心理の話も納得。
「実際にプロアスリートは、ユニフォームのカラーなど、"色"を戦略として利用している人が多いんです」(都外川さん)
アマチュアゴルファーも、燃えたい日は赤、冷静になりたいときは青のウェアと、使い分けてみる?
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