最高で1200万円という超高額シャフトが話題となったセブンドリーマーズから、1本36万円という限定モデル「L01」が発売となった。
オートクチュールのシャフトがウリの同社だが、今回は完成品のシャフト。これまでのフィッティングで蓄積した5万本の設計データをもとに、飛距離やボールの曲がりなどの悩みを解消できる最適解を目指したという。各重量帯、フレックスのほか、ドライバーヘッドの特性に合わせて、浅重心向けと深重心向けもラインナップ。
このモデルの開発には、元LPGA会長の樋口久子と元プロ野球選手の古田敦也氏という2人の"殿堂入り"プレーヤーがアドバイザーとして開発に参加。「同じくらいの飛距離だった主人が、いつもよりも20ヤードも先に行っていた。シャフトを変えたら距離が伸びたと聞いて興味を持ちました」という樋口は、現在69歳ながら、ドライバー飛距離は220ヤード超。もともと飛距離が出ていたという古田氏も、時折出ていた大きな曲がりが減っているとのこと。「これまでのスウィングデータをいいとこどりして、結果の出るシャフトに仕上がりました」(セブンドリーマーズ 事業開発室室長 別府有里子氏)と、メーカーも自信があるようだ。"飛距離を買う"層に受けるか。
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