地元商店やゴルフ関係の団体、企業などとタッグを組み、集客数アップを目指そうというゴルフ場が増えてきた。
女性向けゴルフ用品のネット販売CURUCURU、日本旅行との共催で、11月3日に女性対象のコンペ「たびーら・スウィーツ・ゴルフ」を開催するのが館山CC(千葉県)。女性向けの賞品が多数用意され、ラウンド中の茶店でスウィーツがサービスされるほか、スタート前にコーディネート撮影会を開きベストドレッサーを選出するなどの趣向も。地元商店や日本ゴルフ場経営者協会などが協賛している。
有馬CC(兵庫県)では昨年10月から地元三田市内の店舗や施設で使用できるサービス券やクーポン券、割引券を集めた小冊子「ありチケ」を作成、無料配布した。約3カ月に一度の発行で、第1号の参加店は16店舗だったが、8月に出した最新の第4号では約130店舗と増えている。掲載は無料ということもあってか、店舗のほうから「載せてほしい」という声もあるとか。
「ありチケ」がユニークなのは市内の全8ゴルフ場の優待チケットがついていること。「第3号からは8ゴルフ場に呼びかけ、プレーフィの割引やドリンクサービスなどの特典をつけてもらいました。ウチだけではなく市内のゴルフ場全部が盛り上がればと思っています」(有馬CC担当者)
このほか、静岡県御殿場市と小山町のゴルフ連盟や商工会議所などで組織する御殿場小山ゴルフ振興事業実行委員会では、10~11月の予約を45日前にした人を対象とした「早得キャンペーン」を実施。抽選で次回使える5000円相当のプレー補助券やホテル宿泊券、銘菓詰め合わせなどが当たるという。
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